今回ご紹介するタイのアーティストは、既に日本でも3枚のアルバムをリリースしている“アジアの歌姫”ことタタ・ヤンです。 日本にもファンクラブがある程の人気のタタですが、アメリカ人の父親とタイ人の母親との間のハーフであり、日本では英語歌詞でのアルバムのみをリリースしているので“洋楽”に分類され、意外とタイのアーティストである事は知られていないかと思います。 そんなタタがタイでニューアルバムをリリースしました。 タイ本国でも日本国内でも同時に発売された前作『Temperature Rising』から約2年ぶりのリリースとなりますが、前作は世界市場をターゲットにした英語アルバムであり、タイ本国でのみ発売された『Dangerous Tata』からは約3年ぶりとなる“タイ語”のアルバムである今作『One Love』では彼女自身の内面を色濃く反映した作品に仕上がっています。 まだ27歳のタタですが実は既にベテラン歌手であり、15才の時にデビューアルバムでミリオンヒットを飛ばし国民的スターとなり、その後は色々と紆余曲折があり苦労を積み重ね、念願の世界進出も果たし、昨年末にはめでたく結婚もしました。 そんな順風満帆で幸福な心境を『One Love』というアルバムに形を変えて表しています。 今までのSEXY路線とは違い、タイトル通りに【たった1つの愛】をテーマに全10曲中の6曲がバラードとなる、彼女にしては珍しい構成になっていますが、彼女の歌唱力が十分に発揮できるのはダンスミュージックではなくバラードだと確信する事のできるアルバムです。 もちろん、得意のヒップホップやダンスミュージックも歌っているのですが、今回のアルバムでは少しアダルトなクラブで流れる様なクールなダンスミュージックとなり、他のバラードとのバランスも良くて全体を通して非常に聴きやすい構成となっています。 また、彼女の声と発声にはタイ語独特の響きがピッタリで、私個人的には英語の歌詞よりもタイ語の方が彼女の魅力を感じる事が出来るかと思います。 なお、今年の後半はヨーロッパにて多数の有名プロデューサーを迎えて海外発売用の英語アルバムの制作に入り、年末にはタイで大規模なコンサートも行う予定との事ですので、今後も彼女の活躍には大注目です!written by pumpui@osaka
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