シャロン寺院の歴史
シャロン寺院設立当初の詳しい歴史を知る者はいないが、プーケットタウンから7km先の林と田畑の中にひっそりと建つ小さなお寺でした。歴代の住職ルアン・ポーチェムの偉業で一躍全国で有名になり、この偉業を知った当時のタイ国王ラマ5世はシャロン寺院を「チャイタララーム寺院」という格式ある名前を授け高格させました。地元の人は親しみを込めて「ワット・シャロン(シャロン寺院)」と呼んでいます。
ルアン・ポーチェム
ルアン・ポーチェムは西暦1827年生まれパンガー県タッププッ郡出身でしたが、両親が小僧修行のためにシャロン寺院へ送ったのがプーケットに来たはじまりでした。修行後もそのまま僧侶となり学業、修行を重ね、特に漢方薬の知識に長けた僧侶として有名になりました。スズ採掘産業が盛んだった1876年、アンイーと呼ばれる中国から来た鉱山労働者たちがプーケットの行政を手に入れる為に反乱を起こしました。シャロン寺院へ逃げのびた地元の人々はルアン・ポーチェムにこれ以上いるとお寺でも危ないので逃げるように忠告をしました。地元の人はその際、住職にお守りになるようなものを求めたところ住職は身を守るためのはちまきを渡してくれました。住民はこのはちまきを頭にしめて、再度アンイーに立ち向かったところ見事勝利を勝ち取ることができました。この偉大なる業績を知ったラマ5世は、ルアン・ポーチェムをバンコクへ呼び、タイ国を守った業績をたたえ僧侶の最高の位を与えました。ルアンポーチェムが亡くなった今でも、奇跡を求めて学業、商売、健康に関する願いをするために全国から多くの人々がワット・シャロンへお参りに訪れています。

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